元々は2004年3月に投稿され、2020年に改訂された
お気付きの方もおられるだろうが、私達(ライヤル クリスと執行 弥栄美)の共同プロジェクトを「西側工房」と名付けている。 それで、このちっともオシャレに聞こえない名前の意味を尋ねられる事もある。 多くの人はちっとも気にしないみたいだが…。
振り返る事20年以上前。私達は日本ではない場所、いわゆる西洋に住んでいた。 運良く(今では全く縁が無くなってしまったが)なんと「オペラ」のパンフレットのデザイン編集の仕事をさせて貰える事になり、その時のプロジェクトネームが「東側工房」だったのである。 前々から西洋から見た日本だとか日本から見た西洋というものに興味シンシンなふたり、後々何かやろうというもくろみでこのプロジェクトを「Eastern Work-shop」と名付けたのだ。 さて、そのままじゃ芸が無いので、日本語にしてみた訳である。 「東側工房」はセンスある訳とは言い難いが「ど〜せ殆どの人が日本語が分らないし、音が安部公房みたいでカッコイイ(かもしれない)」と、すんなりと決まってしまった。
さあ、今どうして「西側工房」なのか、もうまる解りでしょう? モチロン「Eastern Work-shop」なのだ。
日本に帰って来て、早いもので20年以上に突入してしまった。 はっきり言って長い間に「西側工房」としてやった事はこのウェブサイトだけである。 その更新でさえも遅れがちな私達なのだ。 (見てくださった方々、スミマセン。) けれども、今年はうって変わって一花咲かせたい私達なのだ! ギャラリーでドライポイント版画の作品を展示する企画があり、サイト内に小さなお店をオープンしました。 こう御期待!