ドライポイント版画, 100×150, 2020年10月
シリーズ:Japanese phantoms
江戸時代に肥前国(現長崎県・佐賀県)平戸に現れた異鳥。神の使いとして予言を発したとされる。その予言は来年から7年間の豊作と悪病の流行。しかし、異鳥の姿を見た者は病を逃れて万福長久となると告げて飛び去ったという。外見的特徴は特に記載がないので肥前でよく見られる「カチガラス(カササギ・コウライガラス)」をモチーフにしてみた。長崎の隣の佐賀県の県鳥である。「勝ちにつながる」縁起が良い鳥と言われ、知らなかったけれどサガン鳥栖のマークらしい!私が通った高校の校章にも使われている。